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2026.04.09
TVアニメ「とんがり帽子のアトリエ」ココ役・本村玲奈&キーフリー役・花江夏樹のオフィシャルインタビュー到着!

4月6日(月)よりついにTOKYO MXほかにて放送・全世界一斉配信が開始となったTVアニメ「とんがり帽子のアトリエ」にて、ココ役を務める本村玲奈と、キーフリー役の花江夏樹のオフィシャルインタビューが到着しました。

映像やキャラクターの魅力、演じるにあたって苦労した点等のほか、今回師弟役での共演を果たした同じ事務所の先輩・後輩である2人の出会いにまつわるエピソードを語りました。



――原作を読まれての感想をお聞かせください。

本村 :オーディションを受けるにあたって初めて原作を読ませていただいたのですが、もっと早くこの作品に出会いたかったと思いました。子どもの頃の憧れや悩みにすごく共感しましたし、ココたちと同い年のときに出会えていたら、それこそ人生が変わっていたのではないかと感じました。

花江 :絵がとても素敵で、世界観の構築が素晴らしいと感じました。魔法使いを題材にした物語はたくさんありますが、その中でも魔法を“描く”という点がすごくユニークで。何でもすぐにできるわけではなく、自分たちで考えなければいけないところも魅力的だと思いました。


――完成した映像をご覧になっての印象はいかがでしたか?

本村: 原作の緻密な絵が動き、そこに声と音楽が加わることで、本当に魔法のようだと感じました。これまで本で見ていた世界に奥行きが生まれて、全身で浴びられるような体験になって……。まだ始まったばかりですが、これからもずっとこの作品と共に歩んでいきたい、見続けていきたいと思いました。

花江: アニメーションの見どころの一つでもある魔法の表現が、本当に綺麗でしたね。その美しさが危うさにもつながっていて、ココのお母さんが魔法で固まってしまうシーンなどもとても印象的でした。幻想的な部分と怖さが同時に描かれていて、その両面がうまく入り混じっているところが魅力的だと思います。

個人的には、キャラクターのまつげの描き方も印象に残っています。とても綺麗で、「こんなにフサフサだったらいいな」と思うくらいでしたね(笑)。



――演じられているキャラクターの印象をお聞きかせください。

本村: ココは本当に優しくて、お母さんのことが大好きで、魔法への憧れもとても大切にしている子だと思います。ただ、その憧れだけではなく、魔法の怖さや向き合っていく中での苦しさにもきちんと目を向けることができる。困っている人がいれば絶対に放っておけない、そういう芯の強さを持った子だと感じながら演じています。

花江: キーフリーは、正直なところ、まだわからない部分が多いキャラクターですね。僕自身も人から「何を考えているかわからない」と言われることがあるので、そういう意味では通じるところがあるのかもしれません(笑)。彼が持っている柔らかさは自分の中でもしっくりくる部分があって、演じる際にもイメージしやすいです。先生という立場は、本村さんが同じ事務所の後輩という関係性もあり、感情を乗せやすいですね。


――お互いから見た印象はいかがですか?

花江: 本村さんは、役とそのまま重なるようなイメージがあります。何事にも一生懸命で、好奇心旺盛なところがすごく似ていると感じました。最初に声を聞いたときも、ぴったりだなと思いましたね。

本村: 花江さんもキーフリー先生そのままだと感じています。柔らかさや優しさはもちろん、ときどき何を考えているのかわからない部分も含めて(笑)、とても重なるところがありますね。黙っているときも、お話しされているときも、常にいろいろなことを考えていらっしゃるように感じていて、その余白のようなものがキーフリー先生と似ているなと思います。



――演じるにあたって苦労されたところを教えてください。

本村: モノローグですね。ココは主人公ということもあり、周囲に言わない心情をたくさん抱えているので、モノローグとセリフの温度感の違いには悩みました。最初は意識的に切り替えようとしていたのですが、収録を重ねる中で、だんだん自然に変えられるようになっていきました。

花江: オーディションや第1話のアフレコで、「もっと地声に近い状態でやってほしい、新しい花江さんを見せてほしい」と渡辺 歩監督から言われたことが印象に残っています。自分としては、もう少し年上の余裕があるキーフリー像をイメージしていたので、最初は方向性に悩みました。結果的には、あまり“悪さ”を感じさせず、それでいて何かを抱えているような謎を残すことを意識して演じました。自宅で映像に合わせて何パターンか録って聞き比べるなど、新人のころにやっていたやり方を久しぶりにやるくらい、試行錯誤を重ねましたね。


――本村さんは、花江さんをきっかけに声優を目指されたと伺いました。

本村: 中学生の頃に、花江さんが主人公を演じられていたアニメを観まして。当時は人間関係などで悩んでいた時期でもあって、すごく共感したんです。その中で、真っ直ぐにぶつかっていく花江さんのお芝居が本当にカッコよくて。そのお芝居に憧れて、声優を目指すことを決めました。

花江: 嬉しいですよね。当時の自分は本当に必死で、先輩方に助けてもらいながら食らいついているような状態でした。それでもそうした姿を見てくれて、目指そうと思ってもらえたのは、本当にやってきてよかったです。今の本村さんの一生懸命な姿を見ていると、きっとその姿に憧れて、また新しく下の世代が出てくるんだろうなと思いました。



――今では同じ事務所の先輩・後輩になりますが、お二人の出会いは?

花江: 初めて会ったのは大阪の専門学校で、僕が審査員をしていた「アテレコ甲子園」というイベントでした。そこで本村さんが出場していて、優勝されたんです。多くの参加者がいる中でもとくに印象に残っていて、終了後にマネージャーさんに「すごくよかったよね」「絶対に声をかけたほうがいい」という話をして。専門学校に許可を取ったうえで声をかけたのがきっかけで、そこから事務所に入ってもらうことになったんです。今の彼女を見ていると、自分たちの目は間違っていなかったと感じますね(笑)。


――最後に、作品を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。

花江: とても期待値の高い作品だと思いますし、アニメーションとしても素晴らしい仕上がりになっています。原作の魅力が新たな形で伝わると思いますので、ぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいです。

本村: 白浜鴎先生が描かれた魔法の世界が、音楽やお芝居とともに、とても豊かに表現されています。ココと一緒に魔法を知っていくような体験ができる作品ですので、幅広い世代の方に楽しんでいただけたら嬉しいです。